goal・目標設定をする際、活動・参加に
【ADL動作改善】を挙げることが多いPT。
OT・STは
【ADL⇒応用動作改善】を試みる機会が多い。
つまり、
ADLの理解・治療はリハビリ職に必須です。
【ADLを叶えるために 】 ⇒【 機能障害の問題点を列挙 】
ADLへの理解が乏しければ、
誤った機能障害を列挙。誤った評価。となる。
リハビリ改善が乏しい原因の1つは、
ADLの理解が不完全であることです。
また、理解していても、治す技術が大変難しい臨床。
治療できるけれど、脳内システムを理解し、
より治せる技術として、
知識・技術参考いただける内容となっています。
教科書のように単純に!うまく!簡単に!いかないのが、
臨床で感じる経験であり、患者さんを治す率直な気持ちです。
そこで今回は、臨床で患者さんの現象や効果のあった
ADL知識・技術のみに集約しお伝えいたします。
『今日はどのようにして起き上がりましたか?』
『何故、その方向から起き上がりましたか?』
『立ち上がる時、どちらの下肢が優位になりますか?』
『立ち上がる時、骨盤・体幹はどのようなコントロールをしていますか?』
これらを、脳内システムから理解し、説明できることが、
臨床の患者さんを治せる知識の1つになります。
もちろん、
解剖学・運動学の知識も必須であるため、
加味して学んでいきます。