寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行動作の
脳内システムを理解し、
システムを促通する
Handling効果を実感・実技練習
【 IADLコース新規スタート 】
第1回『患者さんに効果があるIADLの共通要素を理解し、
臥位でしか治療できない神経メカニズムとHandling技術』
~ 臥位の運動・解剖・脳神経姿勢コントロールを学び、
ニューロリハビリテーションを臨床で適応 ~
IADL(日常生活関連動作)に共通している要素をご存知でしょうか?
関連ある動作であることから、関連した共通要素を理解すれば、様々な動作に適応できる。
しかし共通要素を、【 運動・解剖・脳神経 】⇒ 【 姿勢コントロール 】に結び付けられなければ、臨床で悩むことが多く、長く苦労を要する。
IADLに共通する姿勢コントロール(姿勢制御)を【 運動・解剖・脳神経 】から理解できれば様々な活動・参加への一助となれます。
その後、『臥位でしか治療できない!臥位で治療すべきポイント』を理解します。
臥位の特徴として、重力を考慮したPostural Control・前庭・伸展相の観点がある。
食事動作・買い物動作などIADL動作には、『 先行的に伸展する要素 』があり、
伸展から屈曲する一共通動作を生み出す治療が重要であるが、
臥位では、体幹の伸展・股関節伸展での各関節運動連鎖が困難である。
従って、促通すべきポイントを理解せず介入すると、座位・立位にて、筋緊張のコントロール困難が生じる経験をする。
このように、一視点だけでなく、解剖・運動・神経から捉え、促通改善目指すことができるよう準備しています。
また、人は起き上がれるからこそ、適切な座位・立位へ姿勢変換でき、1日の行動を成す。
逆に、起き上がれなければ!適切な起き上がりが獲得できなければ、不良な座位・立位姿勢となる。
すなわち、臥位の評価・治療介入ができてこそ、座位・立位の動作への効果的介入が可能です。
機能解剖・運動学的解釈にとどまらず、臨床の患者さんに生きる知識を学び、技術を提示・練習致します。
参考書で知識を学んだが、患者さんの治療で効果をだせなかった経験。
本当に患者さんの改善を目指すには、教科書の内容だけではなく 『 臨床に適し、患者さんを改善させるための理解・介入 』 が必要である。
どのように治療介入していくか?どの程度の圧・方向でHandlingするかが重要。
臨床の患者さんは大変難しい経験を共感し、臨床講師として1万を超える先生方と出会え、度々受講いただいている臨床特化した内容です。
当日は、バスタオル・運動着・メモ用紙・三色カラーペンのご持参をよろしくお願いします。
また、今までも当協会にご参加されたことのある先生は、それらの資料を1つのファイルに保存し、臨床に必要な教科書としてご持参いただければと思います。