小脳の評価 ⇒ 失調検査・筋緊張の検査。
小脳の治療 ⇒
何をするのか悩む。
バランス訓練や下肢・体幹筋の改善を行った場合、効果が乏しくて当然。
もちろん効果が継続することは難しい。
今までの臨床でこの経験をすることは多い。
理由は
“何故、失調がでるのか? 筋緊張が低くなるのか?” を知らないだけです。
① 失調・低緊張のメカニズムを理解していないこと
② 昔から教科書に書いてある治療を実施し、新しい医学に基づく治療になっていない
「低緊張だから・・・」という考え方は危険です。
小脳の○〇細胞が障害され△△神経が低下・神経が優位になるから低緊張になる。
治療は△△神経を促通するHandlingでありバランス訓練ではありません。
失調は
四肢失調と
体幹失調の2つに分かれる。
① 何故、失調は四肢と体幹に分かれるのか?
② 四肢失調と体幹失調はそれぞれ何という神経が障害されているのか?
四肢失調と体幹失調の2種類に分かれるということは
2種類の神経を明確に知っていること・治療方法は2種類用意することが必須。
治療者は大前提に
① 失調のメカニズムを理解していること
次に
② 治療方法を2種類使い分けること
最後に
③ 新しい医学を反映した質の高い技術を有すること
この3点を身につけるだけで高効果・継続した効果を提供できる。
・今考えられるメカニズムが合っているのか?
・新しい知識・治療技術を参考にしたい方
・まったく分からない・苦手な方
会場開催は
1年2か月に1回しかなく、受講を検討してみてください。
小脳の脳画像も解説します。
ただ単に部位・機能を学ぶだけでなく
患者様に適応できるレベルまで解説します。
例えば、小脳の部位・機能を示し、その後、前頭葉との神経連絡を解説。
実際患者様ではどのような姿勢・動作になるのか?解説します。
実技では
多数効果を認めている『失調・筋緊張コントロール・ニューロリハ』を行います。
実際、患者様がどのように変化するのかを動画で示します。
① 重度の筋緊張コントロール困難な
車いす使用の中学生が⇒独歩⇒
50m走ができるまでに至ったニューロリハビリテーション
② 失調を
開眼と閉眼の2種類で検査する意義を理解し、明確な神経アプローチにより20分で改善を示し翌日以降のキャリーオーバーに至った効果実例を提示